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アトピーで肌が赤く感じる。原因や治す方法はあるの?

      2016/12/26

アトピーの赤みは、皮膚に現れる警告反応です。

放置しておくと将来もっとひどい病気になる
可能性があるという、体からの警告です。

アトピーの赤みの原因は、
体にとって不適切な食べ物の摂取です。


不適切な食べ物を排除しようとして、
皮膚に赤みやかゆみが出現します。

 
特に消化能力の低い人や、腸の粘膜のキメが粗い人は、
アトピーになりやすいと言われています。

子どもの時期にアトピーが多いのも、
消化能力が大人に比べて未発達だからです。


 
根本的にアトピーを治すには、次の3ステップで行います。

1つ目はきれいに皮膚の再生を図ることです。
かゆみが出ると、掻かずにはいられません。

特に乳幼児のような掻いては
いけないことがわからない子どもの場合、
かゆみのために皮膚の再生が難しくなります。

ここで登場するのがステロイドです。


 
ステロイドは皮膚に悪いという人が多いですが、
一生使うものではないことを理解して使えば、
悪いものではありません。

逆に、かゆみを抑えてQOL(生活の質)を
高めてくれる救世主になってくれます。


大切なのは、しっかり塗って素早く皮膚の再生を図ることです。

皮膚に悪そうだからと少しずつ使っていると、
なかなか効果が出なくて長期間使うことになり、
かえって皮膚に悪い影響を与えてしまいます。


 
ステロイドでかゆみを抑えて皮膚の再生ができたら、
今度は根本的に治すために食事療法を行います。


たんぱく質は体を構成するのに大切な栄養素ですが、
消化能力が低い人にとっては、負担をかけるだけです。

 
すると消化しきれなかった老廃物が皮膚から出ようとして、
アトピーの原因になってしまいます。


 
これに対して行うのが、2つ目の食事療法です

各食品別に慎重に対処していくのがコツです。
控えるべき食べ物は、植物油、牛・卵・肉群、小麦・米です。

これらの食材と特徴を考えると、
洋食に多く使われていることがわかります。

簡単に言えば、
洋食はアトピーを悪化させる原因になるということです。


 
小麦や米はそれほどでもありませんが、
重症の場合には少しのたんぱく質でも反応が起きてしまうため、
米やパンを食べてそのたんぱく質で
アレルギー反応が起きてしまう可能性があります。

逆に、和食は消化吸収に負担をかけないので
アトピーに対して良い影響を与えます。


 
特に良いのは、魚の油です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)や
EPA(エイコサペンタエン酸)といった
n-3系脂肪酸が体内で優位になると、
アレルギー反応のスイッチがオフになると言われています。

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 - アレルギー

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